¥15,000以上で送料・代引き手数料無料!

お問い合わせ ご利用ガイド

庭と生活雑貨とわたしEXTERIOR&LIFESTYLESHOP

journal|2023.11.01

オシャレな外構デザインにするために、施主が知っておきたいこと ~その5~ 「仕上げ方」&「共有」編 

こんにちは! 「庭と生活雑貨とわたし」の阿部です。

これから家づくりをされる方や、外構工事を始める、もしくは外構のリフォームを検討している方に向けた、外構デザインについてのおはなし、第5回です。

外構デザインを計画する際にぜひ押さえておいていただきたいポイント5つのうち、今回は「仕上げ方」「共有」についてのお話です。

お庭・外構の印象を決定づけるのが「仕上げ方」です。これは、施工する職人や設計者のセンスが問われる部分でもあるのですが、施主様が事前に選択肢を詳しく知っておくことで、より納得してもらえる「仕上げ方」に導くことができると思います。さらに、情報の「共有」も重要になってきます。

そのための情報を、しっかりお伝えしますね!

目次


素材で魅せるか、デザイン・技術で魅せるか

まず、「仕上げ方」とは、具体的にどのようなことを言うのでしょうか?

例えば、駐車場。

機能性だけを考えれば、ただコンクリートを一面にキレイに塗ってしまえば、それだけで十分です。

しかしそれだと、あまりにも無機質ですし、せっかくこだわって作ったお家との雰囲気が合わない、ということにもなりかねません。

でも、例えばセメントに砂利や砕石、玉石などの種石を混ぜて塗り込み、水洗いをして石の質感を出す「洗い出し仕上げ」にするだけでも、ずいぶん雰囲気が変わります。

さらに、平らな石やレンガ、タイル・インターロッキングブロックなどのコンクリートの二次製品、足場材や枕木などの古材など、実は様々な素材の選択肢があります。

コンクリートにこのような異素材をうまく組み合わせることで、表情豊かで趣ある外構の仕上げが叶うでしょう。

一方で、「じゃあ、いろんな素材をたくさん足せばよいのか」というと、必ずしもそうではありません。上記の“足し算の仕上げ方”に加えて、 “引き算の仕上げ方”も魅力的な選択肢の一つです。

駐車場の例で行くと、コンクリートを一面に塗るのでは無く、あえて溝を作ってタイルの目地のようなデザインを入れる、それだけでもぐっと洗練感が増します。さらに、塗り方の塗り面をあえて粗くしたりと、シンプルな素材でもデザインで魅せることで、雰囲気良い外構に仕上がるものです。

門柱の場合も、化粧ブロックやボードなど素材にこだわる方法もあれば、珪藻土などで塗って造作し、その塗り方の工夫をするなど、仕上げ方にいろんな選択肢があります。

家の外観とのデザインの相性をよく見て、まずはいろんな選択肢を知っておくことが重要だと思います。

価値観が合う職人との出会いと、「情報共有の練度」が大事

 これらの外構は、ほとんどの場合は自力で施工することは難しいので、プロの職人に依頼することになるでしょう。

 そして、これは外構に限らないことかもしれませんが、やっぱり大事になってくれるのが、自分のこだわりを実現してくれるプロを探し出せるかです。

自分たちのこだわりを理解してくれるか、それを形にできるスキルや引き出しがあるか、希望する素材を上手く使ってくれるか、デザイン力があるか、なども大事ですが、最も重用すべき事は、「自分の価値観に合う仕事をしてくれるか」ということです。

そのためには、相談の時点で、自分の要望をしっかりとまとめておき、さらに自分が作って欲しい外構についてイメージ出来るような写真や資料などを用意し、目に見える形で理想を見せながら、ヒアリングをしてもらいましょう。そのときの反応や提案で、価値観を共有できるかの判断ができるはずです。

さらに、予算感も、価値観の一つ。大体の予算を明確に提示してくれるかどうかも重要です。

そして設計、施工してもらう際にも、情報共有の練度を高めることで、より理想通りの「仕上げ方」を叶えてもらえるはずです。

ネットや雑誌などで希望のデザインを見つけたらなるべく取っておいて、それを見せながら、より具体的な形での情報共有に努めましょう。

もちろん、そのためには、「話しやすい」「相談しやすい」プロであることも大事かと思います。 もちろん、私の方でも何でも相談をお受け致します。まずは互いの価値観のすりあわせも兼ねて、何でもお話しくださいね!

Ranking人気ランキング