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journal|2023.06.05

本格的な夏が来る前に。ぜひやっておきたい、お庭と外回りの「夏じたく」(前編)

こんにちは! 「庭と生活雑貨とわたし」の阿部です。

梅雨が終わると、あっという間に暑い暑い夏がやって来ますね。さんさんと降り注ぐお日さまや豊かな雨は、お庭や木々にとっては恵みにもなりますが、そこで人間が快適に過ごすためには、少しばかり工夫も必要です。

そこで、夏までにぜひやっておきたいお庭と外回りの「夏じたく」についてお話しします。前編となる今回は、「お庭の夏じたく」です。

目次


(1)“雑草のオンシーズン”前に、「防草シート」を敷く

夏は雑草がわさわさと生える季節。直射日光の下で時間をかけて雑草を抜いても、数日後にはまた生えている…、なんてことも珍しくありませんね。熱中症などのリスクもありますし、夏の雑草抜きは苦行レベル。アウトドアが好きなわたしでも、こればかりは、なかなかつらい作業です。

そこでオススメしているのは、“雑草のオンシーズン”である夏前に、防草シートを敷いておくことです。

まず「防草シート」がどのようなものかをご説明しますね。見た目は、不織布で作られたシートです。これを土の上に敷くことで、草が生えるのに必要な「光」を遮断し、雑草が生えてくるのを防ぐ、という仕組みです。

そのため、雑草が本格的に生え始める前に敷いておくことが重要になります。なので、夏前がベストタイミングなんです。

もちろん、わたし達のようなプロに依頼をいただくのも方法の1つですが、この防草シートの作業はそんなに難しくなく力も使いませんので、ご家庭でのDIYでも十分です。その方がお金もかかりませんし(笑)。

必要な道具は、シートを切るハサミやカッター、ピンを打ち付けるハンマーがあればOKです。余裕があれば、シートを敷く地面をある程度整地しておくとベターです。

ただ、ここで1つだけお伝えしたいのは、できれば防草シートにかけるお金はケチらず、良いものを選んでほしいということです。

防草シートは「光を遮る」ことで雑草が生えるのを防ぎます。安いものや品質が低いものを選んでしまうと、光を遮る力が弱かったり、シートの劣化が早く数年と経たずに雑草が生え始めてしまい、またシートを敷く必要が出てしまったり…なんてこともあり得ます。

結果的にコストがかかってしまうことにもなりかねないので、最初の防草シート選びだけは丁寧に、ある程度のお金をかけることをオススメします。

わたしが個人的に推したい防草シートは、「ザバーン」と「プランテックス」です。

※「グリーンフィールド」サイトより

どちらも、遮光性や耐久性が高い商品です。シートの上に砂利を敷くなどして日光を遮れば劣化はほとんどなく、半永久的に効果を発揮するとメーカーも表示しています。

両者の大きな違いは、色です。「ザバーン」は緑色、「プランテックス」は茶色になります。もしシートを外に露出させるなら「ザバーン」、土中に埋め込んで上に砂利などをかけるなら「プランテックス」を選ぶとよいかもしれませんね。

ちなみにそれぞれ、130、240、350とグレードがありますが、一般家庭用でしたら130か240で十分だと思います(わたし達が施工する際は、プランテックス240を選ぶ場合が多いです)。

自分でDIYする際はもちろん、もし業者さんにお願いする場合でも、防草シートのメーカーや種類を事前に確認したり指定しておくことをオススメします。

作業としては、雑草を生やしたくないエリアに合わせてシートを切って、U字ピンで打ち付けて、必要であれば上に砂利などをかけるだけ。広さにもよりますが、1時間程度で終わらせられると思います。

この1時間の作業で、半永久的に雑草とおさらばできる!となれば、ぜひ早めにやっておきたいところですね。ご自宅の駐車場や玄関へアプローチなど、夏に雑草が元気になる前に、ぜひ「防草シート」の夏じたく、やっておきましょう。


(2)夏前に植えておけば、芝生が定着しやすい

そしてもう一つ、「お庭の夏じたく」でオススメしたいのが「芝生」です。 青々とした芝生が光るお庭、憧れの景色ですよね。ただ、「なかなかうまく芝が定着しない…」と失敗してしまったお家もあるのではないかと思います。

これまで失敗した人、もしくはこれから芝生を庭に張りたいと思っている人は、ぜひこの夏前のタイミングでチャレンジしてください。

芝生も植物。雑草と同じように、夏に元気よく生えるものです。芝生の定着は、根がしっかり土に張ることが大事ですが、そのためには少し時間がかかります。

そしてその間必要なのが、適度な水やりです。これが、意外になかなかの重労働。

でも、梅雨の間や夏前は雨が多いので、その時期に芝生を張っていれば、水やりを天からの雨の恵みに頼ることができます。

そして夏季のさんさんとしたお日さまを浴びて、芝生がしっかり定着し、元気に伸びていくのです。

ラクして美しく芝生を張るためのベストタイミングが、夏前の今の時期。ぜひ、お庭の夏じたくに取り組んでみてくださいね。もちろん、「自力では上手にできるか不安」という方は、お気軽にわたし達へご相談ください。


さて、次回〈後編〉では、テラス、窓などお家の外回りの「夏じたく」についてお話しします。

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